妄想オムライス
床下は骨伝導 ワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ !!!!!



サザエさん
昭和28年 
サザエさん11巻 より



 


昭和29年
サザエさん12巻 より

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修羅

修羅 [DVD] 修羅:DVD    中村賀津雄/松本俊夫/修羅【VHS】修羅:VHS


 盟三五大切を基にした映画「修羅」なのだ。ドロドロのズタズタのギトギトなのだが若き唐十郎の顔立ちが辰之助に似ていてキリっと爽やか、例えて言うなら実写血の池地獄にたなびくひとひらの青雲の如し。お線香の銘柄みたいになってもうた。大阪で仁左衛門が小万の腕、三五大切に刀を突き刺したかどうか覚えていないのが今となっては悔やまれる。映画の小万は多少は源五兵衛に心惹かれただろうか。 同じカットを繰り返したり、向き合って居る筈のふたりを横に並べて撮ったり、と個性的な映像。舞台を観るが如し。プチ章立てになっているのはヴィスコンティのルートヴィヒの如し。討ち入りナシ。全モノクロを観た。強いコントラストのモノクロ美。パートカラーより小道具などの粗が目立たず却ってリアル。


監督・脚本:松本俊夫 
原作:鶴屋南北・石沢秀二「盟三五大切」 
撮影:鈴木達夫 
美術:朝倉摂 
装飾:藤波小道具 
録音:太田六敏 
効果:佐々木英世 
照明:海野義雄 
編集:岩佐寿枝 
地唄:西松文一
出演:中村賀津雄 (薩摩源五衛門実は船堀宗右衛門) 
    唐十郎 (三五郎実は千太郎) 
    三条泰子 (小万) 
    今福正雄 (八右衛門)
    田村保 (小万の兄弥助) 
    観世栄夫 (与力宅兵衛) 
    松本克平 (了心和尚) 
    天野新士 (伊之助) 
    山谷初男 (長八) 
    南祐輔 (勘九郎) 
    江畑高志 (虎蔵) 
    川口敬子 (菊野)



修羅 パートカラーバージョン


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2010年歌舞伎総括みたいなもの
  印象に残った今年の演目を思いつくままに。

團十郎 勧進帳
玉三郎 女暫
菊五郎 髪結新三
吉右衛門 吃又
三津五郎 名月八幡祭
勘太郎 四谷怪談
菊之助 合邦
梅玉 頼朝の死
幸四郎 忠臣蔵
歌六 沼津
菊之助 京人形
三津五郎 馬盗人
三津五郎 連獅子
團十郎 どんつく
松緑 韃靼
富十郎 うかれ坊主
梅玉 猩々 
染五郎 お祭り
橋之助 春七草
亀治郎 藤娘

ベストドレッサー賞 盛綱陣屋 秀盛の團十郎
ベストダンサー賞 韃靼の尾上右近ほか多数。
            梅玉、歌昇 歌六 橋之助 富十郎 萬太郎 染五郎 
            錦之助 魁春 勘太郎 吉右衛門 團十郎 亀治郎 梅枝 など
ベストジーニスト賞 海老蔵
おっさんヤバイで賞 仁左衛門の足の裏とお尻
太腿賞 DVDの辰之助
お芝居が旨いで賞 中村小山三
殿堂入り 中村富十郎(1月4日書き足す)

まだまだキリが無いが、歌舞伎、楽しかったな〜!
思い出しては後に順次書き加える。


「厳格なる変奏曲」がやっと弾けるようになったど。楽譜はまだ要る。
年末に酷い風邪をひいて一週間棒に振った。年賀状やんなきゃ。
大掃除も来年だー!



 

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錦秋十月大歌舞伎:昼の部

 頼朝の死(よりとものし)
今日はケチらずに筋書を買ったど。それによると、真山青果作品の特徴は緻密な台詞劇という事で、密度の濃い台詞を味わうのがその観劇の醍醐味というか、まぁコツなんでしょうな。なるほどな。荒川の佐吉では序盤から「なんじゃこりゃ台詞まみれ!」の拒否反応を最後まで貫き通したまま観てしまったから、ほんじゃ今日はひとつじっくりと耳かっぽじって聞き漏らすまい。んで、荒川の佐吉よりかは抵抗が無かったのは、おそらく鎌倉時代の話だからであります。相変わらず理屈っぽい劇運びだけど時代物なら歌舞伎でもアリかな、と。梅玉のワガママ王子ぶりがハマッていたし、誰か死んで犠牲にならなきゃ、と思ったらちゃんと孝太郎の小周防が死んだし。演出は全体的にシンプルイズビューティーで、冒頭座っていた梅玉が思案しながら行ったり来たりするシーンでは、やっと立ち上がったのに障子に隠れて上半身しか見えず、早く全身衣装見せてちょんまげ〜と焦らされたのがイイ感じだった。魁春はやっぱり可愛い。錦之助は「よろずや」の声が掛かっていたけど萬屋錦之助の親戚だろうか。「いやじゃいやじゃ」と左右に身をよじる駄々っ子梅玉LOVE。そのせいで孝太郎が斬られちゃうんだけどね。

源頼家  梅 玉
尼御台所政子  魁 春
畠山重保  錦之助
小周防  孝太郎
別当定海  男女蔵
別当慈円坊祐玄  亀 鶴
音羽  歌 江
藤沢清親  市 蔵
榛谷重朝  門之助
中野五郎  右之助
小笠原弥太郎  秀 調
大江広元  左團次




 連獅子(れんじし)
巳之助悪くないけどまだまだだな。化けるかな?どうかな?舞踊に関しては苦手分野がまだ多そうかな?仕方の無いことだけど、つい父ちゃん三津五郎にばかり目が行ってしまったぞ。花道の後ずさりもハラハラしちゃったど。一方、三津五郎は足を上げて降ろす動作ひとつ取っても、肉体的に余裕を持って踊っているのがよくわかる。あの年齢で!ですよ。上げた足を高くキープするのはキツイから、降ろして良いタイミングが来たらすぐに降ろしたくなるものでしょ普通。そもそも馬盗人で花道から捌ける場面でも驚いたが、あんなに高く腿上げ&キープが出来る人は男子では珍しいかも。股関節が柔らかいのだ。少なくとも上方向には。それを支える内転筋はNTTの海底ケーブルのようにぶっとく絡み合っているのだろう。三津五郎の足はすっと高く上がってピタッと良い格好に決まったら微動だにせず、降ろすタイミングが来たら、さっき決めた位置からちょいと下げて一瞬止まるというか、そのちょいと下げた位置から降ろす足の速度をゆっくりにして、静かに床に置いてゆく。ギャー美しい〜〜〜!足の裏がN極の磁石になっていてS極の床を迎えに行く感じ。また鳥肌立っちゃったよ。 

 さて、お獅子の首振りには3種類あって、能で観た、獣っぽくて気に入っている頭を細かく振るやつは「髪洗い」、大きく回すのを「巴」、床に叩きつけるのを「菖蒲叩き」と言うのだそうです。粋なネーミングだなぁ。んで、三津五郎親子が何回首を回したか数えておけばよかった。新記録狙ってギネスに載せる気か〜!と思うくらい、これでもかと長時間回し続けていたのだ。キトリとオディールには勝っていたと思う。巳之助は花道七三から回し始め、回しながら舞台上をジリジリと横歩きに移動するのだが、お立ち台に近付くにつれ回し方がコンサバになるので、あれれ何かトラブルかと思いきや、回し続けながら斜め後ろの台に無事上がった。コケなくてよかった。巳之助がフラフラしているのでは無いですよ。痩せの長身でひょろ長いから、重心が上なんで、見ているこっちが勝手に足元が心配になってしまうだけなんです。縦長の体形を生かした巳之助独自のムーヴメントを開発するといいですね。 三津五郎はバシーンバシーンとダイナミックに菖蒲叩きをし、ゴーンゴーンと巴の回転の回数が嵩むにつれ、いつ首がすっぽ抜けてもおかしくない程に勢いも凄まじく、やっと回転が終わると、目が回って居る筈なのに涼しい顔をして正面を見据え、バッチリ決めてみせるのだった。何事も無かったかの如く。踊るために完成された三津五郎の肉体はセクスィでカッコイイ。うぬぼれ刑事の女子に囲まれるシーンでニヤケまくりだった三津五郎とは別人でありました。

狂言師右近後に親獅子の精  三津五郎
狂言師左近後に仔獅子の精  巳之助
僧遍念  門之助
僧蓮念  秀 調

 


 盲長屋梅加賀鳶 加賀鳶(かがとび) 
本郷木戸前勢揃いより赤門捕物まで
キャーーーー團十郎がぁ〜〜かっこよくて面白杉る〜〜〜イケぎゃわいい〜〜〜!!←意味不明。も、も、もも、もも、太腿見ちゃったーーーー!ヒーーーー!團十郎の腿は太くて美味しそうかった!ヨカッタ〜〜〜←意味不明。菊五郎の腿に似ているのだ。ブロイラーじゃなくて放し飼い野生の太腿!←意味不明。あーーっ、しまっちゃダメーもっと見せろーバキューンバキューン!←ヘンタイ。

天神町梅吉/竹垣道玄  團十郎
女按摩お兼  福 助
春木町巳之助  三津五郎
魁勇次  錦之助
虎屋竹五郎  進之介
磐石石松  男女蔵
昼ッ子尾之吉  巳之助
お朝  宗之助
御守殿門次  薪 車
数珠玉房吉  亀 鶴
金助町兼五郎  市 蔵
妻恋音吉  門之助
道玄女房おせつ  右之助
天狗杉松  秀 調
伊勢屋与兵衛  家 橘
御神輿弥太郎  友右衛門
雷五郎次  左團次
日蔭町松蔵  仁左衛門

 前田藩お抱えの鳶達が、さっきまで頭ブンブン回していた三津五郎を先頭に、巳之助錦之助と若衆たちが後に続き、粋にイナセにゴージャスに、花道に勢揃いしたら順繰りに、七五調の台詞を聞かせる一幕目から、待ってましたの歌舞伎味たっぷり。揃いの半纏グレーの雲に赤い稲妻がアクセント。真打登場鳶頭の梅吉團十郎と、忘れちゃいけない松蔵仁左衛門の、貫禄と男ぶりは伊達じゃない。おばちゃんから女子高生まで、黄色い声がキャーキャー飛び交う江戸の街、東と西の二枚目役者が、どちらも引けを取らない男ぶりを、美味しい役どころで存分に発揮する。そんなにカミシモが立ち位置じゃ、ドーバー挟んでロンドンパリ、おっとおばさんやぶにらみ、どっちを見ればよいのか悩ましい。以上、七五調風にやってみました。

 二幕目以降はうって変わって悪党道玄のお話。行き倒れた人の腰をさすってあげるついでに「お腹も腫れてますね」とかナントカ言ってふところを探り、財布を盗んだ挙句に斬り殺してしまったり、姪っ子を売り飛ばそうとしたりの、とんでもなく悪いヤツなのだ。定九郎の拡大版みたいな團十郎の悪人ぶりが見られると思い、真面目に期待していたのだが、ドッヒャー、まさかこんなに笑う劇だとは。道玄團十郎とお兼福助姐さんの悪党コンビが繰り広げる、息の合った百面相(違ーう!)。團十郎のコミカルな顔は目がでっかくてカワイイんだから得です。福助姐さんも百面相やりたい放題で超笑った。ふたりとも表情筋鍛えているなぁ。福助姐さんが登場した瞬間、それから喋るたびに客席から笑いが起こる。声色がいつもよりダミ声、メイクもいつもより白塗りの上に、真っ赤なおちょぼ口に紅ひいて工夫していたように思う。仁左衛門はスーツがよく似合う、ってスーツは着ていません。色気ボタン押しちゃって〜〜にじゃえもん!七五調の台詞も鮮やかに、楽しくってだんずーろーのヅラも浮く。

10月26日 演舞場 マダムゴルチェ

 いや〜笑った笑った。帰り際に老婦人の二人連れが「團十郎さんはさすがねぇ」「そうよ、何やっても上手いわよね」と語り合っていました。ほんとよね、奥様!

 


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錦秋十月大歌舞伎:夜の部
 盛綱陣屋
ウギャーーー團十郎カッコイイー!キレイーー!ダンジューローワンワンキャンキャン! と、3階席の片隅で1匹の犬が激しく尻尾を振っていたのを團十郎は知らないに決まっているが、久しぶりの團十郎はお肌のハリツヤが良く、ふた月前よりなんだか若返って一段と大きく見えたような気がする。なんなんだこの存在感は。黒とオレンジのコントラストが効いた下手をすれば爬虫類系の色使いの衣装を見事に清潔感を持って着こなし、モダンな造詣に結い上げた黒髪が艶やかな顔によく似合って、團十郎そのものがオートクチュ−ルなオーラバンバンのひとつの作品に仕上がっている。うお〜見応え有って有り余るなぁ。圧倒的だ。あっ、ずっと見ていたいのにいつもそうやってすぐに引っ込んでしまう。目力で敵を追っ払いながら。そうして終わりに近付くとやおら再登場し、キーワードを言って芝居を纏め、センターで見得をして幕なんだから今日も多分。やだも〜こんなにおいしいトコ取りが相応しい役者さんが他に在るかどうか、今のところわたしは知らない。 芝居の方はと言いますと、熊谷陣屋とごっちゃに成りそうでして。共通項が多過ぎるからして。首実検に子の犠牲、それに伴う親の嘆き、身内同士が望まぬ敵対をし、題名に「陣屋」がくっ付いてコンフューズコンフューズでおます。んが、こっちの首実検はたっぷりと。 子役は大役でおますね。團十郎と吉右衛門も幼い時分にこのイタイケな子のお役を務めたのですね。確かどこかの本で写真を見た事がありますよ。オバハンはただもう哀れで。三津五郎と錦之助の相反したキャラクターダンスは忘れ難し!

佐々木盛綱  仁左衛門
高綱妻篝火  魁 春
信楽太郎  三津五郎
伊吹藤太  錦之助
盛綱妻早瀬  孝太郎
四天王  男女蔵
四天王  宗之助
四天王  薪 車
四天王  亀 鶴
竹下孫八  進之介
古郡新左衛門  友右衛門
盛綱母微妙  秀太郎
北條時政  我 當
和田兵衛秀盛  團十郎



 どんつく
  
七世坂東三津五郎 五 十 回忌
  八世坂東三津五郎 三十七回忌追善狂言
  九世坂東三津五郎 十 三 回忌

ウヒョーーー團十郎カワイイー!しゅてきー!ニャンニャン! 楽しいよォ〜〜こんな團十郎を観るのは初めてだよォ〜〜踊り上手いよ〜〜!足取りも軽くノリノリ名調子、シックな出で立ちもまた素敵でゴロニャンですわよ奥様。いや〜どうしよう。どうもしないが、しようがないが、團十郎のデビューからずっと観たかったぐやじぃーフーー!と、3階で一匹の猫が座席の背で爪を研ぎの、背中をゴジラにして仰向けにひっくり返りぃの猫キックの、退場寸前にまで取り乱していたのを團十郎は知るまいが、いつぞやロビーのモニターで團十郎の軽快な高時の踊りを見てハートにズキュンと来た衝撃に似たズキュンを受けましたデジャブ。 しかしまあ壮観ですわよどんつく。左から多分富十郎酋長金之助小吉巳之助三津五郎團十郎仁左衛門福助左團次梅玉魁春、て具合に勢揃いなんすから。豪華〜。豪華過ぎる上に團十郎も居るからどこを観れば良いのやらカメレオン。並んで座っているだけで各自が役の持ち味を醸しているんすからプロフェッショナル。仁左衛門の着物を股に挟み込み足を組んでの色気ボタン半押し座りとか、福助のアールヌーボー斜めラインとか、梅玉のゆったりとか、左團次のがっつりとか、魁春のちんまりとか、巳之助のまっつぐとか、團十郎のおっとりとか、で、名手三津五郎はどんつく全開で愉々楽々、團十郎の籠鞠の技は愛嬌たっぷり、全員の愉しい総踊りではまたまた役柄と個性が入り乱れつつもアップテンポに全員乗り遅れることなくよく揃って、あだすも一緒に踊りたいだすー!一幕見復活希望。團十郎のどんつくもっと見たいだす演舞場。えんぶじょーーー!だんずーろーーー!  総踊りで発見梅玉の体重移動が素早い。タップダンスやるとすぐに上手くなるタイプ多分。巳之助の父や先輩諸氏の芸を観察し盗まんとす鋭く真剣な眼差しが好印象的であった。若き修行の身っていいな〜。生きていて楽しいだろうな毎日。 團十郎の肩甲骨が引っ込み、位置も左右対称に近くなって、背骨と肩の縦横のラインが真っ直ぐになったような気がするのは衣装の所為か。権十郎も弁慶も重杉やねん多分。

親方鶴太夫  團十郎
荷持どんつく  三津五郎
門礼者  梅 玉
白酒売  魁 春
芸者  福 助
太鼓打  巳之助
子守  小 吉
太鼓持  錦之助
太鼓持  秀 調
田舎侍  左團次
大工  仁左衛門

富十郎の印象が無いに等しい、おかしいなぁと思ったら、元々キャスティングされていなかったよ。チラシに居たから名前を書いたのだが、どうやら勘違い。重症ボケ老人じゃんオレ。



 酒屋
泣け泣け泣きの泣きまくり。福助姐さん渾身の初役。今頃楽屋お風呂かな團十郎。しっとり憂いつ集中を欠かずに続くお園のモノローグ。もう帰っちゃったかな團十郎。福助姐さんゴメン。半七と三勝のコーダがよかった。動で浄化。孝太郎の発声が好きやねん。

 10月4日 於:演舞場 香水振るの忘れた    5日書き終える


 あれ〜?熊谷陣屋は弁慶の書いた立て札のヤツだっけもしかして。盛綱陣屋と似ていると思ったのは熊谷陣屋ではなく寺子屋だったのだ。俄かに沢山芝居を観て何がなんだか、混同し始めている気がする。消化し切れていない。脳ミソちっちゃいでおます自分。 10月10日気が付く    
 

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